私は小学生から社会人の草野球まで野球を続けており、その影響からか子供達も野球が大好きになりました。
妻は父親の影響で子供の頃から野球観戦によくいっていたため、プロ野球に関してはとても詳しいです。
そんな私の家族ですが、家族でソフトバンクホークスの応援をしています。
しかしホークスは、今年はとても調子が悪いですね。
小久保監督も日々悩ましく思っているはずです。
そこで昨年NHKで放送され、小久保監督に密着していた「スポーツ×ヒューマン」から小久保監督のマネジメント術と、感銘を受けた言葉をご紹介します。
小久保監督とは?
小久保監督は、現役時代はミスターホークスと言われるほどホークスを象徴するような選手のひとりでした。
また巨人に移籍した際は、巨人で初めて生え抜き以外でキャプテンを任されるほどリーダーシップがある方です。
そんな小久保監督ですが、初めての監督したチームは「侍ジャパン」の監督でした。
そんな小久保監督ですが、すべてが順調という訳ではありませんでし。
侍ジャパンでの失敗
小久保監督は、監督やコーチといった指導者の経験がないまま2013年に侍ジャパンの監督に任命され、2015年のプレミア12(国際大会)と第4回WBCで指揮をとりました。
しかし、同大会で結果は残せずに小久保監督の采配は非難をされる状況でした。
この侍ジャパンでの監督としての失敗が、その後の小久保監督のマネジメントに大きく影響することになります。
失敗を忘れない
番組の中で小久保監督の書斎が紹介されましたが、そこにはプレミア12で敗退した際のスポーツ新聞の1面記事「大谷代え敗退 小久保の失敗」と大きくかかれた記事を、毎日目に入るようにと額縁にいれ机の真ん中に置いていたそうです。
「同じ失敗をしないためには」「なぜ失敗したのか」自問自答を繰り返したそうです。
成長できる人は、失敗を次にどう活かすかを考えていることがわかります。
また、かなりの読書家としても有名ですが、失敗してからはマネジメント法やリーダー論を中心に勉強をしたそうです。
理想のリーダーのあるべき姿を追求しているとのことでした。
1日の時間をどう使うか
私がこの番組をみて一番感銘を受けた言葉があります。
それは限られた1日の時間をどう使うか?
「24時間のうち8時間は睡眠・8時間はグランドで仕事、では残りの8時間をどう使うか?」
これは私たちにも共通していることだと思います。
残りの8時間を「自分の娯楽の時間として使うのか?」それとも「勉強したり読書をしたり自分が成長するために使うのか」
時間の使い方は人それぞれの自由です。
ただし前者を選択した場合、自分の置かれた環境を嘆いたり、自分が何か出来ないことを時間を言い訳にすることはできません。
私は、それを単純に努力をしたくない言い訳でしかないと考えます。
つまり、「残りの8時間で趣味や遊びの時間を犠牲にしてまで、努力などしたくない」という思いが根底にあり、それを正当化するために自分が置かれている状況を環境にせい(時間がない、私なんかどうせやったて一緒など)にしてしまうということです。
小久保監督は、自らの失敗から逃げずに成長しようとしていたと思います。
そして、その成果が昨年の優勝をという結果につながったと思います。
今年のホークスは?
さて今年のホークスは怪我人が続出して、今現在最下位という順位にいます。
今後もこのような状況が続けば、小久保監督への批判も強まってくるでしょう。
しかし、小久保監督はこれまでの失敗から様々な考えを持って指揮をとっていると思います。
そんな姿を番組の一部ですが見せて頂き、やなり応援したいと思いました。
今後の小久保監督のマネジメント術に期待したいと思います。