自分や他人を評価する。
皆さんはどのような基準を持っていますか?
自分自身を評価する際にどのような評価を下していますか?
今回は「評価」について考えてみたいと思います。
評価とは他人が下すものである
自分自身を評価する際に、なぜか自己評価が高い人がいます。
「私は仕事が出来る」「私は仕事がはやい」「私がいないと組織がまとまらない」など、自分への評価が高い人やそうのように考えている人は多いと思います。
これは、人間は自己愛で生きているため、自分自身への評価はどうしても甘くなってしまいます。
これは正当な評価とは言い難いです。
「他人が下した評価こそが正しい」
人間の評価は他人がするものこそ正しいと認識するべきです。
「あの人は仕事ができる」「あの人は気が利く」といったように、まわりの人からそのような評価をされて、初めて評価が高いと言えるのです。
自分の評価が正しいと誤って認識してしまうと、「自分はよくやっている」と低いレベルでの満足感を抱いてしまい、それ以上の努力をしなくなってしまいます。
そのように自己評価が高いと、「なぜ周囲は私を認めてくれないのか」と勘違いをする場合もあります。
あくまで「自分の評価はまわりが下す」
そして「自分はまだまだ」と高みを目指す努力を怠らないようにしなければなりません。
このことは肝に銘じておく必要があると考えています。
周囲に認めらる存在になるには
前回「人は無視→称賛→非難の順で試される」との記事を書きました。
上司や先輩に認められる存在になるにはどうすればいいか?
野村監督は「なんとかして自分を見てもらいたい、認められたい。と願い、そのためにはどのようにすればいいのかを考えることから人の成長は始まるのもである。」としています。
そのためには、前述したように「自分はまだまだ」と自戒し、謙虚な姿勢を忘れないことが大切になります。
また、上司や先輩から注意や指導を受けた際にどう思うのか?
「自分にはできない」と気落ちしたり、「めんどくさいな」「悪いのは俺ではない」といった不平を口にするのか?
それとも「絶対に見返す」と強く思ったり、「何がいけなかったのか」「なぜ指導を受けたのか?」と自問自答ができるのか?
その部分を理解できる人が、成長できる人だといえるのではないでしょうか?
まとめ
今回は「評価」について考えました。
「評価は他人が下すのも」と謙虚な姿勢でいることが、「どうすれば周囲に認めてもらえるのか?」という考え方になり、結果として人を成長をさせてくれます。
決して、「自分は仕事できる」と自己評価を高くしないこと。
それは現状に満足してしまいます。
これからも、謙虚に仕事と人生に向き合っていこうと思います。
参考にしている野村監督の著書はこちら↓↓↓