最近では、自由や個性というのもが尊重されるような時代になりました。
以前のブログの中で、「ルールが存在するから自由にできる」という記事を書きました。
野村監督も自由について著書の中で持論を述べています
今回は野村監督の考えをもとに、自由について考えてみたいと思います
自由とは?個性とは?
皆さんは自由や個性をどう考えていますか?
何かあれば自由や個性という言葉で片付けていませんか?
野村監督は「単なるわがままや、自分勝手を自由や個性と誤解している人間が非常に多くなっている」と述べています。
また、「自由や個性は、自分中心に物事を考えることでも自分の思いどおりに行動することでもない」とし、「自由というのは、一方に不自由な人がいるから存在する」としています。
つまり、【自由=自分中心の言動や行動】ではないということです。
他者のこと考えずに持論だけを述べることを表現の自由やら、場に相応しくない自分勝手な髪型や服装を個性というのは違うということを認識しなければなりません。
不自由な人とは?
野村監督が考える「自由というのは、一方に不自由な人がいるから存在する」という一文は非常に気になりました。
「自由な人に対する不自由な人」を自分なりに考えてみました。
例えば、「休日にどこかに遊びにいく」「旅行に行く」「好きなごはんを食べにいく」そんな誰にも縛られない自由な時間を過ごすことを自由とします。
それに対して、
どこかに遊びに行くにしても、この先で働いてくれている人
旅行に行くにしても、そこまで連れていってくれる交通機関の運転士
好きなごはんを食べにいくにしても、その料理を作ってくれる人
つまり、「自分自身が自由に過ごせるのは、誰かがいてくれるから成り立つ」
これが「自由というのは、一方に不自由な人がいるから存在する」ということだと考えました。
この一文から、野村監督は何を言いたかったのか?
「他人があってこその自分であり、ひとのためになってこその人間。謙虚さと感謝の心、そしてそれを持てる素直さを忘れてはいけない」
常に謙虚さと感謝の心を持ち合わせる人間性が必要であることを忘れずに、生きていこうと思います。
まとめ
今回も野村監督の著書から、自由や個性について考えてみました。
・単なるわがままや、自分勝手が自由や個性ではない
・自由にできるのは、その自由を支えてくれる人がいるから成り立つもの
・謙虚さと感謝の心を持ち合わせる人間性が大切
以上の事を学ぶことができました。
是非とも野村監督の著書を読んでみて下さい。
何か自分を支えてくれる言葉が見つかるはずです。
参考にした本はこちら↓↓↓