私は名言や格言が好きで、よく言葉から力をもらいます。
そして大好きな人が野村克也です。
野村監督の本はよく愛読しています。
その中で野村監督の考えとして、【人生で大きな岐路を迎える年齢が35歳】というものがあります。
この年齢は、サラリーマンであれば管理職として部下を束ね、組織の中で重要な役割を担ってくることが期待されてくる年齢です。
また転職活動においても、20代の転職とは違いそれなりに覚悟がいる年齢になります。
その35歳までに学んでおくべきこととして、元プロ野球監督の野村克也氏の著書「そなえ~35歳までに学んでおくべきこと~」から学んでいきたいと思います。
野村克也とはどのような人物か?
そもそも野村克也を知らない人もいるかと思います。
野村沙知代(サッチー)の旦那と聞けばわかる方もいるかもしれません。
野村克也氏は、現役時代は南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の捕手として戦後初の三冠王をとるなど輝かしい実績を残しています。
そして、野村克也氏は監督として幾多の優秀な人材の育成と明言を残しています。
数年前はプロ野球チームの監督が、12人中5人が野村監督の教え子で、かつ日本代表監督も野村監督の教え子ということもありました。
それほど、人材育成の能力に長けており、選手自身が現役を引退した後のことを考えて日々指導していたと言います。
野村監督の言葉の中に「財を遺すは下(三流)・仕事を遺すは中(二流)・人を遺すは上(一流)とする」があります。
まさしく、優秀な人材を遺す一流の監督でした。
人として成長するには未来の自分をイメージする
皆さんは今後の自身のキャリアについて考えていますか?
私は社会人2年目に目標とする年収を定めました。
もちろん右も左もまだわからない若造の目標なので漠然とした目標でしたが、「その目標に到達するにはどうすればいいのか?」を日々考えていたことはよかったと思います。
「今後どのようなキャリアを積んでいきたいのかを常に念頭に置いて毎日を過ごす」
野村氏の著書の中にもこう記してありました。
毎日をどのように考えて過ごすのか?
私はこの本から、このような考えを学びました。
「誰かが自分を見ている」という意識を常に持つことで、おのずと何事も全力で取り組むようになり、毎日を無為に過ごすことがなくなる。
そうすれば、自然と経験やノウハウが身に付き、それが蓄積されていくことでより成長できるようになっていく。
そして、日々全力で取り組む姿勢は誰かが必ず見ているのものであり、今後のキャリアに大きく影響してくるものになります。
「将来を見据えて、そのためにすべきこと日々行いながら過ごすのか?」それとも「毎日を無為に過ごすのか?」
どちらを選択するかで、その後の人生は大きく変わってきます。
後者を選択した場合、その時になって慌ててもはじまらないし、後悔しても遅いのです。
プロフェッショナルになるには基礎・基本・応用のステップが重要
将来を見据えてスキルアップを図ろうとした場合、基礎→基本→応用のステップを順に踏んでいくことが重要になります。
年齢では25歳までが基礎作り、30歳までが基本を身に付ける、そしてこの基礎基本を身に付ける過程で、成功や失敗など様々な経験をすることで30代になってようやく、これまで見えなかったものが見えるようになったり、考えつかなかったことを思いつくようになります。
これが応用となり、本物の仕事ができるようになっていきます。
この応用ができるようなり、その仕事や分野のプロフェッショナルと言えるようになります。
中には、20代でその域に達する人もいるかもしれません。
しかし、その人達も必ず基礎基本からの応用のステップを踏んでいるはずです。
私は30代になってから仕事の幅が広がり、結果を出せるようになってきたと思います。
30代で応用ができるようになるためには、やはり20代での基礎基本固めは非常に重要になってきます。
まとめ(野村監督の言葉から考える)
今回は私が大好きな野村克也氏の著書から学びました。
自分が将来どうなりたいかを考えることで、日々の行動が変わってくる。
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
まずは、心から変化を起こしてみて下さい。
自分がどのようになりたいのか?
自分は何をしたいのか?
そのためには、自分は今何をすべきなのか?
そうすることで、運命も人生も変えることができます。
今後も野村克也から学んでいきたいと思います。
参考にしている本です↓↓↓