自分自身が、社会や組織においてどのような考えをするべきか、またどのような立ち振る舞いをするべきなのか?
組織が成長するための、個人の在り方を考えてみます。
今回も、仙台育英高校硬式野球部須江監督の考えから学びたいと思います。
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「時を守り・場を清め・例を正す」
これは、時間を守り・生活の場や戦いの場を整え・挨拶と感謝の意を示すということです。
1.時間を守る
遅刻はもちろん、人との約束の時間を守るということです。
私は中間管理職の立場ですが、どれだけ仕事ができていたとしても、遅刻をする部下は信頼ができません。
また、仕事の期日を守れないのも同様です。
もちろん、交通障害や電車の遅延、その他事情があればしょうがないです。
ただ、寝坊といった過失による遅刻、失念や計画性がないことで期日が守れないなどであれば、ルーズな人物という印象を与えていします。
2.場を清める
身の回りの整理整頓をするということです。
自宅の片づけが苦手な人、職場のデスク周囲が散らかっている人などいませんか?
自宅は身体や心を休める場所でありますが、万が一片付いていないと不衛生であり、身も心も休まりません。
片付いていない方がいいという人もいますが、仕事ができる上司や成功者をみると自宅やデスク周りが綺麗で、身の回りの整理がされている人が多い印象です。
3.例を正す
日頃の挨拶はもちろんですが、普段からお世話になっている人に対して感謝の気持ちや、感謝を意を伝えることができない人は信頼を失います。
言い換えれば、謙虚な気持ちを持ち続けることだと思います。
自分がここまで成長できたのは、誰かの支えがあったことを忘れてはいけません。
その気持ちがあれば、常に感謝の気持ちを持ち続けることができると思います。
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
私の座右の銘の1つでもあります。
短所に向き合う
人生において、苦手なことに取り組むことや向き合うことは、自分の道を切り開いてくれることになります。
よく「長所をより伸ばすのか?」「短所を消すのか?」という話になりますが、自分の長所を伸ばすために、短所に対して丁寧に向き合える人であることは大切だと思います。
私の話でいうと、私は人見知りという短所があります。
そのため人との繋がりが希薄になったり、周囲の人に自分を表現することを苦手としています。
この人見知りや自己表現が苦手な部分は、仕事においても様々な支障をきたすことが多いです。
なのでブログを始めた理由の一つとして、人見知りの克服や自己表現が苦手な部分を克服したいという思いもあります。
自分自身の短所と長所が分かれば、おのずと努力の方向性が見えてくるはずです。
自分の短所と向き合ってみましょう。
本物のエリートとは?
エリートとは、社会や集団の中で優秀とされる人間や集団とされています。
須江監督が考える本物のエリートとは、「組織全体の利益を考えて行動できる人」としています。
つまり自分だけよければいいのではなく、組織全体のことをどれだけ考えられるのかということです。
そういう思いの人が多くなれば、その組織は確実に豊かになっていきます。
自分のことしか考えられない人は、まだまだ余裕が足りないのかもしれません。
何かを頑張れる原動力は、誰かのためや社会のためという「自分が組織や誰かの役にたっているという」貢献や役割の部分です。
上の立場になればなるほど、家族や会社のためという気持ちになり、経営者であれば社員やその家族のためという気持ちが大きくなると思います。
自分の為だけじゃなく、他者に対して貢献したい気持ちがあるからこそ頑張れるものです。
まとめ
自分自身がどうあるべきかを考えてみました。
組織に属して働く以上、謙虚な気持ちで働くことが重要だと改めて感じました。
これは、自分ひとりでここまで来た訳ではなく、入職して仕事を教えてくれた先輩や上司がいたからこそ、ここまで成長できたことを忘れてはいけません。
さらに、ここからより成長するためには、自分の短所と向き合うことが必要になります。
さらに、誰のために仕事をするのかを明確にして、それを原動力にすることでより仕事
へのパワーに変換していきたいですね。
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