ハイボールの【只今マネジメントを勉強中】

中間管理職の私が参考にして実践している「組織マネジメント術・自分を成長させるためのセルフマネジメント術」について発信しています。たまには、大好きなウイスキーや父親目線からの子育てについても語りたいと思います。

自分が成長するために何かと比較して現在地を確認する

皆さんは

自分より下の人を見て安心しますか?

自分より上の人を見て危機感を抱きますか?

どちらでしょうか?

 

例えば

  • 自分と同年代の人が、自分より年収が低い場合「あの人より稼いでいるからいいか」と思うのか?
  • 自分と同年代の人が、自分より年収が高い場合「このままではまずい。もっと頑張らなければ」と思うのか?

また

  • 自分より技術が劣っている人をみて「自分の方が出来ている」と思うのか?
  • 自分より技術が優れている人をみて「自分の努力はまだまだ」と思うのか?

 

皆さんはどちらですか?

私は常々後者でありたいと考えています。

 

 

私は決して、前者は悪で後者は良という考え方ではありません。

現在地が同年代の人より上の立場にあるということは、それまで努力をしてきた証だとも言えます。

また人と比較することも、本当はしない方がいいのかもしれません

 

でも、私は自分を戒めるためにも、年収や技術が上の人と比較するようにしています。

そして、自分自身に「同年代や同じ職種の人で上には上がいる。まだまだ成長しなければ」と活を入れていきます。

つまり「自分より上の人から危機感を得て、自分より下の人を見て安心しない」ということです。

 

ただし、1つ注意しなければいけないことがあります。

それは、他人(上の人)への妬みです。

 

自分より優れている人をみて、その人を陥れる。

もっともタチが悪いのは、ただ年齢や立場が上という序列の関係性だけで、力でその人を押さえつけようとしてしまうことです。

 

簡単に言えば、【能力が優れた後輩や部下への妬みから、嫌がらせをしてしまう】ことです。

 

その悔しさのベクトルを、どうか自分に向けて欲しいです。

そして、それを糧に成長してほしいと思います。

 

 

恵まれたことに、私の周りにはそのような人がいませんでした。(単に私の能力が高くないだけかもしれません)

 

自分の現在地を知るために、誰とどう比較するのか?

そして、その結果をどう受け止めるか?

 

もう一つ比較することで、自分の現在地を知る方法があります。

 

それは

【変わらないことは退化である】

【進化しない者は既に退化している】

です。

 

つまり、私は1年前の自分と比較して、現在どうなのかを考えるようにしています。

ちょうど1年前の自分より進化しているか?成長しているのか?

 

自分の現在地を知るためには、何かと比較する必要があると私は考えています。

 

そして、素直に自分の現在地を受け入れることができる人は、より成長していけると思います。

 

「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」

スラムダンク安西先生の言葉。

いい言葉です。