ハイボールの【只今マネジメントを勉強中】

中間管理職の私が参考にして実践している「組織マネジメント術・自分を成長させるためのセルフマネジメント術」について発信しています。たまには、大好きなウイスキーや父親目線からの子育てについても語りたいと思います。

本気になれる人間の心構え

仕事で「周囲人達からなかなか認めてもらえない」「自分だけ仕事を任せてもらえない」「同期の同僚達との差を感じる」といった悩みを持ったことは少なからず皆さんあると思います。

 

私も20代の頃は、そのような悩みを持っていましたし、現在の部下の悩みにもそのようなことを言う子もいます。

では、どのような心持ちで仕事に臨むべきなのか?そしてどのようにして周囲の人から認めてもらえるのか?を考えてみます。

 

 

どのように仕事と向き合うか?

私が読んでいる本にこう書いてありました。

「世の中には三種類の人間がいる。いいかげんな人間、一生懸命な人間、本気になれる人間」

それぞれどのような人間なのかを考えてみます。

 

いい加減な人間

物事にも他人にもいい加減であり、自分にもいい加減になります。

そのため向上心がみられません。

もちろん仕事もいい加減になり、周囲の人から信頼を得ることは難しいと思います。

繰り返し遅刻をする人や、整理整頓ができな人はこのパターンが多いと思います。

 

一生懸命な人間

一生懸命は必死さの一種であり、その必死さによりストレス状態に陥ります。

人間は「これをやらないとまずい」というプレッシャーから必死になります。

これは短期勝負であれば役に立ちますが、長期的となればその集中力は長続きしません。

つまり、常に一生懸命な人は心に余裕がない状態であり、ストレスを抱えていることが多いです。

 

本気になれる人間

ノルマに追われたり、尻を叩かれることで仕方なく一生懸命になるのではなく、何事も自らがやりたいからやると考えられる人です。

人を向上させるのはこの本気さであり、本気だから自分を追い込むことができます。

超一流と言われるような人は、まさに本気になれる人間にしかたどり着けない領域です。

 

人はどのようにしたら本気になれるのか?

人は短期的には、自分の利益のためにだけでも頑張れます。

しかし、長期的にはどうでしょうか?

やはり「家族のため」や「世のため人のため」、「何かを成し得るという夢のため」という大義がなければ、頑張り続けることは難しいと思います。

自分の利益の為だけであれば、「このくらいでいいや」「これ以上頑張る意味がない」といった気持ちになってくると思います。

 

つまり、本気になるためには、自分の利益以外で何か原動力となるものを見つけるべきではないかと思います。

 

私の場合は、独身の頃は「人より稼げるようになりたい」という夢が原動力でした。

そのためにはどうすればいいか?を常に考えて自分を追い込むことができたと思います。

しかし、結婚してから考えが変わりました。

稼ぎたいという自分の利益ではなく、「家族のため」「子供たちが満足できる生活を提供してあげたい」という気持ちが一番になりました。

「稼ぐ」という夢だけであれば、ある程度の収入を得るようになればそこで満足して立ち止まっていたと思います。

やはり、自分の利益だけでは頑張り続ける・本気になり続けることは不可能でした。

 

仕事で周囲の人か認められるには、仕事に対して本気になれる人間になることだと思います。

そのためには、自分の利益以外の原動力を見つけることが必要だと思います。

 

本気になれる人は、たとえ失敗やミスをしてもそれを跳ね返す努力が出来るはずです。

その失敗やミスを自らの成長の糧にできるはずです。

 

一生懸命になり自分を追い込む(しないといけないからやる)のではなく、本気になることで自らを追い込める(やりたいからやる)ような人間になりたいです。