ハイボールの【只今マネジメントを勉強中】

中間管理職の私が参考にして実践している「組織マネジメント術・自分を成長させるためのセルフマネジメント術」について発信しています。たまには、大好きなウイスキーや父親目線からの子育てについても語りたいと思います。

機能する組織をつくるためには、それぞれ重要な役割がある【トップマネジメント】

どのようにして機能する組織を作っていくか?

 

それは

  1. 目標と戦略
  2. 指導力と誘導力
  3. 現場の技術

 

この3つの要素が備わったときに、組織として大きな力を発揮していくと考えます。

 

今回は「1.目標と作戦」について考えていきたいと思います。

 

 

誰が中心となり目標と戦略を立てるのか?

 

それは、まさしく組織のップに立つ人の役割となります。

具体的には、会社や組織の目指すべき目標や理念を掲げ、その先頭に立って突き進む。

つまり組織に方向性を与える役割を担います。

これがトップマネジメントです。

 

そして、トップマネジメントには、コンセプチュアルスキルというスキルが求められます。

このコンセプチュアルスキルとは、「問題や状況を理論的にとらえて、その本質を見抜く力」とされています。

 

例えば、会社の社長といったトップは、「こうなればいいな」という、楽観的な願望で目標は立てないと思います。

 

もしこのブログを見てくださった方の中で、自営業の方であれば分かると思います。

今年度の業績予想や、このくらいの売り上げを目指すと目標を立てると思いますが、それには根拠があって目標設定されていると思います。

つまりは、「会社の力や競合他社との比較、業界の動向を見極め、未来の展望や目標を追求する際に生じるであろう様々な問題を予測したうえで、目標設定をしている」と思います。

 

スポーツチームでも、「現有戦力の見極めと他チームとの比較、新戦力の力や離脱者も含めた戦力補強をしたうえで、目標設定している」と思います。

 

もちろん、プロのスポーツチームであれば、ファンやスポンサーがいる以上、戦力的に優勝は厳しいとしても「目標は優勝です」と口にすることがあると思います。

 

しかし、実際は優勝など目指せる力がない場合、経営者側はプロ野球で言えばAクラス以上(クライマックスシリーズの主催権を獲得してチケット収入等の増収)を目標としていたり、jリーグでも分配金がもらえる順位を目標にしていると思います。

 

そこは現場でやっている選手と、経営者側の考えの違いがあると思います。

 

そしてもう1つトップの役割として、「その目標を達成するためにどのような戦略をとるのか」を考えなければなりません。

 

そのためには、優れた情報収集能力や、物事にとらわれない自由な発想力や構想力、スピードある決断力が求められます。

 

つまり、組織のトップに求められる役割

  • 明確で適切な目標設定

  • その目標を達成するために最適と思われる戦略を練る

以上のことが、組織のトップに求められると思います。

 

 

これは会社の話だけではなく、ご家庭をお持ちの方にも当てはまるかと思います。

それぞれのご家庭も家族という組織です。

そして、そのトップには父親や母親が該当すると思います。

 

  • 子供の教育資金や住宅ローン、老後資金の資産をどのように形成していくのか?
  • どの程度の資金が必要になるのか?
  • その他、途中でかかってくる大きな出費はどのくらい掛かりそうか?
  • その資金や資産を作るために、どのようなことをしていくのか?
  • どのようにして収入を上げていくのか?
  • どのように節約をしていくのか?

このように、家族を路頭に迷わせないように、家族のトップは目標設定と戦略をとっていると思います。

 

 

では、中間管理職はどうでしょうか?

次回は、中間管理職に必要とされるマネジメント能力を勉強していきたいと思います。